和歌山市 結核の状況

医師は診察の結果、結核と診断すると、二類感染症として直ちに最寄りの保健所に届出ることが義務づけられています。その情報を基に患者発生届出数等を和歌山市から国へ報告し、国から全国集計結果が還元されます。その結果を全国・和歌山県・和歌山市の単位で分析、評価を行っています。

結核は毎年全国で約１万人以上が罹患し、和歌山市においても令和６年は３７人の方が新たに発病しています。多くは、結核が蔓延していた時代を過ごした高齢者で、知らない間に感染しており、高齢になってから発病する方が多く見受けられます。
令和６年の和歌山市の罹患率は１０．７となっています。和歌山県の罹患率は１０．２であり、４７都道府県中５番目に高くなっています。