和歌山市感染症情報センター

Wakayama City Infectious Disease Surveilance Center

感染症発生動向調査とは?

 感染症発生動向調査事業は、昭和56年に開始され、その後コンピューターオンラインシステムの導入により、情報の収集、提供に要する時間の大幅な短縮と、対象疾病の拡充・強化が図られてきました。また、平成11年4月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行され、その大きな柱の一つとして感染症発生動向調査が挙げられており、医師会等医療関係者の協力のもと、感染症情報の正確な把握と分析、その結果の市民や医療関係者等への的確な提供・公開は感染症対策の基本であり、全ての対策の前提となるものと考えられます。

 また、この法律は平成15年10月に一部が改正され、平成15年11月5日より施行されました。この改正により類型の見直しや、重症急性呼吸器症候群等の対象疾患の追加が行われ、和歌山市においてもいくつかの医療機関の協力を得て、毎週又は毎月感染症の発生状況報告を受け、市内の感染症の流行状況を把握しています。この発生状況は直ちに厚生労働省に報告され全国的な流行状況が把握されています。こうしたシステムが「感染症発生動向調査」です。
なお、このページで公表しているデータは速報値ですので、修正する場合があります。

感染症発生動向調査結果報告