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ドイツで腸管出血性大腸菌によるHUSが流行

厚生労働省検疫所の情報によると、ドイツで腸管出血性大腸菌感染症やHUSの患者が増加しています。血清型はO104によるものでHUSを発生している割合が多いとされています。5月の第2週以降140人がHUSを発症し、3人が死亡しました。発症が多いのがドイツ北部ですが、南部や東部などでも患者が出ています。
原因は汚染された食品であると推定され、調査した結果、患者が生のトマト、キュウリ、レタスを食べていた頻度が高いことを明らかにしましたが、どの食品が汚染されているのかはまだわかっていません。
ヨーロッパから帰国された方で下痢(特に血便を伴う下痢)を起こした方が受診された場合は、検査診断を進めていただき、情報提供いただきますようお願いいたします。
厚生労働省検疫所 新着情報