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ワクチン接種 政府広報

厚生労働省より今回のワクチン接種について新聞による政府広報を実施する予定としている、情報提供がありましたのでお知らせいたします。

■対象となる新聞:全国5紙(読売、朝日、日経、毎日、産経)、ブロック3紙、地方64紙、合計約4500万部

■掲載日:11/3

■内容:厚労省HPに掲載しているパンフレットとほぼ同様の内容
 
また、新型インフルエンザワクチンについて「詳しくは都道府県・市区町村まで」としておりますが、市民の方々から問い合わせが直接、医療機関へもあると思われますので、対応いただきますようよろしくお願いいたします。
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ワクチン優先接種者 資料

新型インフルエンザワクチン優先接種者に対する資料が厚生労働省で作成されました。当ホームページにも掲載しております。
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 (妊婦)
ファイル 14-2.pdf
 (基礎疾患)

和歌山市感染症情報センター(市民の方へ)

新型インフルエンザワクチン接種 ポスター

厚生労働省よりワクチン接種ポスターが公開されています。
PDF版・WORD加工可能版

厚生労働省
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第2回目 新型インフルエンザワクチンの供給について

先日、第2回目のワクチン供給が延期になる旨をお伝えしましたが、今月末を目途に各医療機関に供給される見込みとなりましたのでお知らせします。

今回のワクチンの接種対象者は
①妊婦
②基礎疾患を有する者のうち1歳から小学校3年生に相当する年齢の者
③基礎疾患を有する者のうち入院患者
を想定しております。
なお、1回目の配布で接種できなかった医療従事者についても、今回の対象として差し支えないとされています。

※納品後、接種を開始されるようお願いします。


また、第3回目の供給についは11月16日接種開始を目途としておりますので「基礎疾患を有する者」並びに「妊婦」の接種予約等の準備よろしくお願いいたします。

ワクチン接種後の副反応の報告状況について

厚生労働省より報告がありましたので、お知らせします。

新型インフルエンザワクチン接種後の副反応の報告状況について

1. 副反応の報告状況
平成21年10月19日(月)から22日(木)までに入手した新型インフルエンザワクチン接種後の副反応については、以下の通りであった。

(1)初期2万例コホート調査における副反応症例(速報)
国立病院機構67病院の医療従事者を登録し、接種初期の重大な安全性の問題を捉える等のために、接種後の詳細な健康状況の調査を実施しているもの。
(重篤な副反応) 4例
両下肢筋肉痛 1例 ・ 嘔吐 1例 ・ 動悸(洞性頻脈) 1例 ・ 嘔吐・発熱・意識低下 1例     いずれも、回復又は軽快
(非重篤の副反応) 3例
アナフィラキシー 1例 ・ 発熱 2例
(合計7例)   接種者数の総数 22,112例
*報告の際の副反応の重篤度の基準:
治療のために入院又は入院期間の延長、障害、障害につながるおそれ、死亡、死亡につながるおそれ、これらに準じて重篤、後世代における先天性の疾病又は異常


(2)「受託医療機関における新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種実施要領」に基づき医療機関から厚生労働省宛に報告された副反応症例
(重篤な副反応) 2例
アナフィラキシーショック 1例 ・ 吐気 1例     いずれも、回復又は軽快
(非重篤の副反応) 23例
じんましん 9例 ・ アナフィラキシー 2例 ・ アナフィラキシーショック 1例 ・ 全身の発疹 2例 ・ 局所の異常腫脹 2例 ・ 動悸・気分不良・血圧上昇 1例 ・ 発熱 1例 ・ インフルエンザ様症状 1例 ・ 呼吸困難・SpO2低下 1例
 ・ 顔面の搔痒 1例 ・ 意識消失・吐気 1例 ・ 頭痛 1例
(合計25例)
※ 医療機関納入数及び医療機関における接種数は別途集計予定。
※ 報告における副反応の重篤度の基準は上記のとおり。

2. 留意事項
① アレルギー・ぜんそくの既往のある方への接種については、適切な準備と対応をして接種に当たるよう注意をお願いいたします。
② アレルギー・ぜんそくの既往のある方への接種については、ワクチン接種後、少なくとも30分後までは、病院に待機させ、健康状態をご確認ください。

受験生等への新型インフルエンザワクチン接種について

接種対象者について、複数箇所から問合せがあった件について厚生労働省より回答がありましたのでお知らせします。

問 2回目の出荷分を大学受験の高校3年生や浪人生の接種に使用したいが、そのようなことは可能か。

(回答)
接種対象者・順位については、専門家による議論を踏まえ、今回の新型インフルエンザウイルスの特徴やワクチンの効果を勘案し、重症化リスクの高い者等から順次接種することで、重症者や死亡者を減少させることを目的としたものです。

このため、今回の接種事業の目的をご理解の上、接種対象者・順位は実施要綱・要領に従っていただきますようお願いします。
「順位の入れ替え」や「接種対象者以外(高校を卒業した浪人生等)への接種」については、範囲を逸脱し、認められません。
また、契約の範囲外の接種事業を行った医療機関は契約解除の対象となるためご留意ください。

ワクチン第2回供給の延期及び接種回数の方針変更等について

第2回目の新型インフルエンザワクチン供給が10月23日頃を予定されておりましたが、国において流通が止められているため延期になる旨、県より連絡を受けましたのでお知らせいたします。

また、平成21年10月22日付新型インフルエンザ対策推進本部事務局より連絡がありました接種回数について、
・20代から50代の健康な医療従事者については 1回接種
・13歳未満の者については 2回接種
・それ以外の者については、今後、国内データ、海外の知見等を収集し、専門家の意見を聴取しながら判断

という方針で対応することとし、この見直しに伴う、当面の「接種スケジュールの目安及び臨床試験計画」は下記のとおりとなります。
なお、妊婦・基礎疾患患者等、優先接種対象者の接種開始時期につきましては、県の方針が決定次第追って通知させていただきます。

現時点のスケジュール

新型インフルエンザワクチン接種回数

新型インフルエンザワクチン接種回数について
足立厚生労働省大臣政務官の記者会見(10月20日)の提供資料をお知らせします。
↓資料↓
新型インフルエンザワクチン接種回数について

ワクチン 10mlバイアル使用に係る留意事項

新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチンの接種では、10mLバイアル(成人18回接種分)が使用されます。季節性インフルエンザワクチンの接種においては、1mLバイアルが使用されていることから、今般、10mLバイアルを使用する場合において、特に留意すべき事項についてお知らせします。

【留意事項】

1. 使用前のバイアルの保存
① 遮光して、10℃以下に凍結を避けて保存する。

2. 接種前・接種時
① バイアルの使用にあたっては、(i)保存温度、(ⅱ)有効期限内であること、(ⅲ)バイアルの栓に異常がないこと、(ⅳ)接種液に異常な混濁、着色、異物の混入等その他の異常がないことを確認する。汚染や不適切な管理、異常等がある場合は当該バイアルを使用しない。
② バイアルのキャップを外して初めて開封する場合は、バイアルの側面に、最初に吸引する日付及び時間を記載する。
③ 既に一部の接種液が吸引されているバイアルを使用する場合は、最初の吸引日時を確認し、最初の吸引から24時間を経過していた場合は使用せず、適切に廃棄する。
④ バイアルを振り混ぜ、均等にする。
⑤ バイアルの栓をアルコール綿で拭き取り、乾燥させる。
⑥ バイアルの栓を取り外さないで、注射針をさし込み、所要量を注射筒内に吸引する。
なお、バイアルの栓に、吸引用の注射針を固定したまま注射筒を交換して吸引することは行わない。
⑦ 注射筒内へ吸引した接種液については、安定性及び衛生的な観点から、速やかに接種すること。例えば、朝、あらかじめ医療機関内の清潔な環境下で吸引した接種液については、冷蔵庫等に保存し、当日中の早い時間内に使用する。
⑧ 接種後に、余った接種液入りのバイアルは、その場に放置せず、貯法(遮光して、10℃以下に凍結を避けて保存)に従って冷蔵庫等に適切に保存する。最初の吸引から24時間を経過した場合は使用せず、適切に廃棄する。
⑨ 接種に使用した注射針と注射筒は、1回の接種ごとに、直ちに専用の耐貫通性のある廃棄容器に廃棄する。

3. その他
① 医療機関外での接種のため、クーラーボックス等に保存する際には、保存温度に注意するとともにバイアルと水や氷を直接接触させない。
② 複数のバイアルの接種液を混ぜ合わせたものを接種してはならない。
③ 季節性インフルエンザワクチンと同時に接種を行う場合もあることに鑑み、他のワクチンとの取り違えを防止する観点から、バイアル確認時や接種時等においては、ワクチンの種類の確認を徹底する。

新フル ワクチン関する使用上の注意の改訂について

妊婦への接種及び他のワクチンとの同時接種に関し、添付文書の改訂が行われるようになりましたのでお知らせします。

【医薬品名】インフルエンザH A ワクチン
        A 型インフルエンザH A ワクチン( H 1 N 1 株)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[ 用法・用量に関連する接種上の注意] の項の「他のワクチン製剤との接種間隔」に関する記載を

「生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6 日以上間隔を置いて本剤を接種すること。ただし、医師が必要と認めた場合には、同時に接種することができる( なお、本剤を他のワクチンと混合して接種してはならない) 。」

と改め、[ 妊婦、産婦、授乳婦等への接種] の項を

「妊娠中の接種に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には予防接種上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ接種すること。
なお、小規模ながら、接種により先天異常の発生率は自然発生率より高くならないとする報告がある。」

と改める。
〈参考〉Birth Defects and Drugs in Pregnancy,1977