和歌山市感染症情報センター

Wakayama City Infectious Disease Surveilance Center
医療機関の方へ
2023/05/08
令和5年5月8日以降の学校における新型コロナウイルス感染症対策
・学校保健安全法施行規則の一部を改正する省令の施行について(文部科学省通知)
詳しくは文部科学省ホームページをご覧ください。
・新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について
2021/11/8
今冬のインフルエンザ総合対策
 この冬のインフルエンザの流行シーズンに備え、国において「今冬のインフルエンザ総合対策」がとりまとめられ、和歌山市においては、広く市民の皆様にインフルエンザ対策を呼びかけています。
 季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、B型(2 系統)の4 つの種類があり、春までのシーズン中にいずれも流行の可能性があります。流行しやすい年齢層はウイルスの型によって多少異なりますが、今年も、全ての年齢の方がインフルエンザに注意する必要があります。
また、近年、学校や高齢者施設における集団感染、高齢者の死亡等の問題が指摘され、その発生の予防とまん延の防止が重要な課題となっています。

和歌山市内インフルエンザ発生状況



 学校・施設等においては、長時間にわたり集団で生活する特性等により様々な感染症の発生が起こりやすい場であり、また、感染の危険性が高い集団であるがため、地域での流行に敏感な影響を受け、また及ぼす施設でもあります。 また、高齢者施設等のように、インフルエンザに罹患した場合の高危険群の方が多く入所している施設もあります。
 学校や施設においては、まず、施設内にインフルエンザウイルスが持ち込まれないようにする対策や感染の拡がりをおさえることが重要ですので、下記を参考に感染対策に努めていただくようにお願いします。


■学校・施設におけるインフルエンザ感染対策のポイント
○飛沫感染対策としての咳エチケット、接触感染対策としての手洗い等手指衛生が重要です。
インフルエンザは、たとえ感染者であっても、全く症状のない不顕性感染例や、感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症例も少なくありません。特にヒト−ヒト間の距離が短く、濃厚な接触機会の多い学校、幼稚園、保育園等の小児の集団生活施設、高齢者施設等においては可能である場合は職員も含めて全員が咳エチケット、手指衛生を実行することが重要です。

○感染対策のチェックポイント
学校 施設

 インフルエンザ施設内感染予防の手引き


■集団発生時の報告について
集団発生時は、所管課及び保健所まで報告をお願いします。
報告の目安・報告様式はこちら → 集団発生のページ

今シーズン12月〜3月まで
インフルエンザ啓発ラッピングバスが和歌山市内を走ります!!




冬のインフルエンザ総合対策(厚労省)

インフルエンザ一問一答

インフルエンザQ&A

インフルエンザの基礎知識

インフルエンザ予防の、おやくそく。(小児用リーフ)

2021/05/31
医療者・介護者のための新型コロナウイルス感染対策 和歌山市保健所 2021年5月
 和歌山市では、今まで経験した新型コロナウイルス感染症の疫学調査をもとに、医療職・介護者が日常ケアを行う上での必要な具体的なシーン別の感染予防を示したマニュアルを作成しました。 職員一人ひとりが感染対策を適切に行い、安全に安心して働くために、感染対策の知識習得のための手引きとしてご活用ください。(令和3年5月28日)
2017/12/22
2017-18シーズン 感染性胃腸炎(ノロウイルスを含む)の感染予防対策について
 感染性胃腸炎は、例年、冬から春にかけ、患者発生が多くなります。特に、集団発生例の多くは、ノロウイルスによるものと推測されており、感染性胃腸炎や食中毒の発生動向には注意が必要です。 この度、厚生労働省結核感染症課から、ノロウイルスの感染予防対策についての注意喚起がありましたので、お知らせします。
 市内感染症発生動向調査によると、感染性胃腸炎の定点医療機関からの患者報告数は、第50週(12月11日〜12月17日)に11.67(速報値、警報基準 は20.0)となっており、増加傾向にあります。 今後の動向に注意するとともに、手洗いの徹底や嘔吐物の適切な処理、体調管理等の感染対策をお願いします。 

 ノロウイルスは非常に感染力が強いです
 学校や施設での発生に備えて再確認をお願いします。
  □ 発生時のマニュアルはありますか?
  □ 嘔吐物処理キットは準備できていますか?(塩素系漂白剤の使用期限の確認)
  □ 感染対策の職員への周知はできていますか?
  □ 普段からしっかりと手洗いをしましょう。

感染性胃腸炎(ノロウイルスを含む)に関する対策マニュアル等はこちら

感染性胃腸炎(ノロウイルスをを含む)の市内の状況

2016/09/02
麻しん(はしか)の広域的発生について
 麻しんについては、2015年3月、WHOにより、日本が麻しんの排除状態にあると認定されましたが、その後も渡航歴のある患者や、その接触者からの患者の発生が散見されています。
 現在、広範囲の不特定多数の者に接触した事例が報じられており、和歌山市においても第33週に1名の届出がありました。今後も広範な地域において麻しん患者が発生する可能性があります。麻しん(はしか)は学校等において予防すべき感染症にも指定されており、大変感染力の強い病気です。時には集団で発生し、重症化する場合もあります。

 学校・施設等は、たくさんの人々が長時間にわたり集団で生活する場であるためにさまざまな感染症が発生しやすく、地域での感染症の流行に敏感に影響を受け、また及ぼすことが考えられ、今後、市内での感染拡大や集団発生が危惧されています。
 麻しん(はしか)が疑わしい事例が発生した場合は直ちに主管課・保健所への報告や相談をお願いします。

学校における麻しん対策ガイドライン(国立感染症研究所感染症情報センター)

2011/7/7
手足口病の増加について
現在、和歌山市内において手足口病の流行があります。6月に入り増加傾向を示し、26週(6/27〜7/3)の報告で警報基準値を超えました。 毎年、夏ごろに流行が繰り返される感染症で流行の大きさは年によって異なりますが、今年は大きな流行の兆しがあり、今後さらに流行する恐れがあります。

手足口病は5歳以下の小児を中心に、コクサッキーA群やエンテロウイルスの感染により、手掌・足底・口腔内・殿部等に特有の小疱疹が認められる疾患です。 感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染であり、一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。保育園、幼稚園など乳幼児の集団生活の施設では感染の拡がりを防ぐのは難しいことですが、職員と子ども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。 手洗いは流水と石けんで十分に行うこと。また、タオルの共用はしてはいけません。

この病気は症状が回復した後も比較的長期間にわたって便などからウイルスが排泄されることがありますし、感染しても発病しないままウイルスを排泄する人もいると考えられます。発病しても、軽い症状だけで治ってしまうことがほとんどであり、感染してはいけない特別な病気ではありません。これまでほとんどの人が子どもの間にかかって、免疫をつけてきた感染症でもあります。 このことからも、発熱や水疱がなくなり感染しやすい時期が過ぎれば、回復した児に対して長期間の欠席を求めることは現実的ではありません。 大切なことは、日頃からのしっかりとした手洗です。次の資料等を参考にて感染対策にご活用ください。
2011/4/27
関東における麻しん患者増加について
2011年4月に入り東京都(特に23区の南西部)及び神奈川県において、麻しん患者の増加がみられています。今後、これらの地域を中心に、麻しん患者が増加する可能性や、市内での発生が懸念されています。麻しんの流行を防ぐため、下記の対策をはじめとして、麻しんに対する一層の対策をお願いいたします。

1.麻しん風しんの定期予防接種未接種者への積極的勧奨
第3期・第4期未接種者(幼稚園におかれましては第2期未接種者)に対しては、速やかに接種を受けることを勧奨していただきますよう、お願いいたします。感染拡大防止の観点から、特に大型連休前の接種が望まれます。

2.学校における麻しん対策ガイドラインの確認
予防接種の積極的勧奨を行っていただくと共に、麻しん発生時の対応についても再度ご確認いただきますよう、お願いいたします。
2010/9/15
保育園サーベイランス
国立感染症研究所感染症情報センターにて、保育園の欠席者・発症者情報収集システム(保育園サーベイランス)が開発されました。 本システムは、保育施設において感染症の発生状況を早期に探知・共有し、健康被害の発生を最小限にすることを最大の目的としています。
感染症対策は、「記録」・「連携」・「早期探知」が大切です。システムを導入することにより、情報が自動的に記録、整理され、感染症発生の早期を見つけることができます。また、早期探知することで、速やかに専門家(校医・専門医・保健所・主管課 等)と連携をとることができ、集団発生や二次感染などの感染拡大による被害が大きくなる前に、抑えることができます。

← ※クリックするとPDFファイルでご覧頂けます。



日々の欠席者の状況をパソコン入力するだけで!
 ・メリット1  保育園ごとに解析資料を自動作成 集計表・グラフ・地図の表示
 ・メリット2  園医との連携 リアルタイムの情報共有 状況説明なしで相談できる
 ・メリット3  近隣の状況 中学校区単位での流行状況の地図情報
 ・メリット4  省力化 月報の自動集計、自動作成
 ・メリット5  費用はかかりません お手持ちのパソコンで入力 ソフトも不要
保育園サーベイランス
園内や近隣地区でどの程度の感染流行があるか常に観測し、子どもの健康を守ります。
国立感染症研究所感染症情報センター
新型インフルエンザ(2009年H1N1流行時)の情報 新型インフルエンザ対策の資料等を掲示しております。学校・施設等での感染対策にお役立てください。
戻る →

運用指針 改定本文 新旧対照表 運用指針の概要