今、注目の感染症 / 2023年

新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症は、今週から定点把握になりました。和歌山市では指定した１５か所の医療機関から１週間当たりの患者数の報告を受け、１機関当たりの平均値で流行の動向を観察しています。
感染性胃腸炎
例年より増加しているので注意しましょう。ヒトからヒトへの感染と食中毒による感染があります。手洗いをしっかりしましょう。
RSウイルス感染症
報告数が増えています。しっかり手を洗い、咳等の症状がある場合はマスクをしましょう。多くは軽傷（発熱、鼻汁、咳など）で済みますが、まれに重症化します。お子さんがRSウイルス感染症と診断されたら、お子さんの経過を注意深く観察し、症状がなかなかよくならないときは医療機関に相談するようにしてください。

新型コロナウイルス感染症			前週に比べ大きな増減はなく、１医療機関当たり1.33人です。今後の動向に注意しましょう。
インフルエンザ			少数ですが依然として報告がありますので注意しましょう。
ＲＳウイルス感染症			例年より早い時期に増加しています。今後さらに大きな流行の可能性がありますので、注意しましょう。
咽頭結膜熱（プール熱）			少数の報告で推移しています。
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（溶連菌感染症）			報告数が増加しています。今後の動向に注意しましょう。
感染性胃腸炎（ノロ・ロタなど）			例年にはない時期に増加し、依然として多い報告数で推移しています。注意しましょう。
水痘（水ぼうそう）			少数の報告で推移しています。
手足口病			少数の報告で推移しています。
伝染性紅斑（りんご病）			報告はありません。
突発性発疹			報告数が増加しています。今後の動向に注意しましょう。
ヘルパンギーナ			報告数が増加しています。例年この時期に増加し始め、夏にかけて流行する感染症です。今後の動向に注意しましょう。
流行性耳下腺炎（おたふくかぜ）			報告はありません。

麻しん（はしか）	0件	0件	市内での報告はありませんが、全国で複数の報告があります。今後の動向に注意しましょう。
風しん（３日ばしか）	0件	0件	市内での報告はありませんが、全国で複数の報告があります。今後の動向に注意しましょう。

今、注目の感染症 2023年20週